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飛騨市全面協力!『君の名は。』の
舞台をナビゲートする「旅本」が完成!

12月23日(金・祝)発売のストリートジャック2月号特別付録「別冊『君の名は。』を探して」誌面内容を一部先行公開!

 

写真を拡大 映画の舞台となった飛騨古川市。「『君の名は。』を探して」では、劇中に出てくる名所以外にも、女子にオススメなグルメや宿泊情報も満載。トラベルガイドとしても魅力が充実している。

 

なぜ、みんな飛騨に行きたくなったのか?

 

 しかし、『君の名は。』のそれがこれまでと圧倒的に違ったのは、ファン層の幅広さ、そしてインスタグラムを中心とするSNSの存在である。既存のアニメ映画作品の巡礼の大半が、その作品をコアに愛する人の「やむにやまれぬ衝動」であったのに対し、『君の名は。』の巡礼者の動機はもっとライトだ。「あんなにきれいな場所があるなら、今度旅行で行ってみたいね」「写真を撮ってインスタにアップしたい」という、作品世界を越えた「緩やかな衝動」が彼らを聖地に誘っているのだ。実際に物語の舞台のひとつである飛騨古川では、ハッシュタグで、撮影した画像を拡散することを市をあげて奨励している。こういった「一般層」までも取り込んだ聖地巡礼は、国内においては極めて稀であり、そういう意味では「初めての現象」と言えるのではないだろうか。

 これから劇中の瀧のようにあなたが気になる女の子とデートをするとき、『君の名は。』を観ることがあるかもしれない(幸いなことに、大ヒットのおかげでまだまだ劇場で作品を楽しめそうだ)。もし隣にいる彼女が少しでも興味を持ったら、次のデート場所は、物語の舞台になった場所にしてみてはどうだろうか。そこで映画と同じ写真を撮るもよし、登場人物と自分たちを重ねるもよし。ここで紹介しているのは公式認定された場所だが、思い思いに宝探し感覚で回るのもいいかもしれない。そんなときは、新海監督の「飽きさせない」という言葉を思い出して欲しい。隣にいる友達や彼女も一緒に楽しめるホスピタリティある「聖地巡礼」の旅に、この週末、あなたも出かけてみては。

(この文章は、ストリートジャック2月号掲載「『君の名は。』を探して」『解説』より一部抜粋したものです。)

 

写真を拡大 今回の特集には、誌面でも活躍するプロカメラマンによる「撮り方解説」も。現地で映画を再現した写真を撮影したい人はぜひ一読を。

 

 

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